金沢の夏の風物詩?「麦羊羹」
金沢の夏の風物詩として知られるという、
「麦羊羹」。
正直、馴染みがありません。どの世代に馴染みが?
母が友人から吉はしの「麦羊羹」を頂いたことから始まった、調べたり作ったりしたお話です。
麦羊羹の特徴
食べる前は特に香りはしませんが、水羊羹に比べて不透明で、無数の白と茶の粒が合わさってモカコーヒー色のような見た目です。
写真で見ても、黒いつぶつぶが見えますね。
口に入れると、麦の香ばしい香りが広がり、とても細かいのにザラリとした舌触りが、羊羹でもゼリーでもない独特の感触を楽しめます。
作ってみたら
母が、おちらし粉は栄養があるから自分で作れないかという話になりました。
ネットで調べて「麦羊羹」のレシピを母に送ったところ、その日の晩に「美味しかった~ありがとう~」
って、家に「おちらし粉」があったの!!?
親の世代の思い出の味
父にとっては、「おちらし粉を水で練った」ものがおやつだったということで、とても懐かしいものだそうです。
どこで買えるの?おちらし粉
おちらし粉は、「ふつうにきなこ売り場にあるよ~」と母。
あったとして!誰が買うのかと!
思ってしまいましたが売っているということは需要があるんですよね、、、
実家には普通に家にありました。実家で出てきた記憶はないけれど・・・
タッパーで作られた麦羊羹はきれいに四角く切るのが困難で、お正月のべろべろ(えびす)のように切れ目を入れてざっと器に盛りました。家のおやつはこれで充分!
ちなみに爽やかな夏のおやつなので冷たい緑茶が合うかと思いましたが合いませんでした。どちらも冷たいので、「冷たいからこその美味しさ」を打ち消し合っているのかも。
個人的にはコーヒーが合いました。
母に紹介した麦羊羹のレシピはこちらの方のものです。
他の地域のおちらし粉を使用した食べ物
金沢の「麦羊羹」に似たおちらし粉を使用する伝統菓子として、香川県の「おちらしあめ」があります。
おちらしあめは、おちらし粉(水あめで練り上げたもの)を使った甘いお菓子で、香ばしい風味が特徴です¹。香川県では、はだか麦の収穫時期に合わせて作られることが多く、初夏の風物詩として親しまれています¹。
おちらし粉は、地域によって「はったい粉」や「麦こがし」とも呼ばれているそうです。
そういえば「麦こがし」って和菓子がありますよね。あれも金沢だけかなぁ
(1) おちらしあめ 香川県 | うちの郷土料理:農林水産省. https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/ochi_rashi_ame_kagawa.html.
(2) 北陸の「おちらし粉」のおいしい食べ方!夏は素朴なクッキー …. https://tabepro.jp/38586.
(4) クナーファとはどんなお菓子?どこの国発祥?お菓子マニア …. https://food-mania.jp/knafa/
プロの美味しさを味わって頂きたい
自分で作るのももちろんいいですが、やっぱりプロが作るものは格別です。
金沢の和菓子やさんでは「吉はし」さんや「森八」さんなどでも購入できますが、coco彩果のおすすめはこちら
御料理鈴おきさんの「水羊羹・麦羊羹」3本セット(2本セットもあります)
あまり目にすることのない麦羊羹ですが、見かけたらぜひ一度試してみてください。金沢の夏の風物詩として、多くの人々に愛され続けています。
箕田啓子(みのたけいこ)
この記事を書いているのは 1983年生まれ 40歳のみのたけいこです。 生まれも育ちも大学も仕事も金沢、実家暮らしからの結婚後は祖母の家に夫と入ったので、一人暮らしは憧れです。
石川県が大好き! 歴史ある街並み、伝統工芸が盛んな金沢、風が気持ちよく荒れる海もまた良い能登、白山がきれいで温泉街や自然が楽しい加賀、良いところがいっぱいです。
趣味は写真とイラストを描くこと。学生時代は一年に1冊のアルバムがあるほど友人たちの写真を撮るのが好きでした。一眼のカメラは仕事のために覚えたけれど、庭の花や子供たちを撮るのが楽しいです。
夫の仕事でiPadを購入したのをきっかけに、最近イラストを描くのも楽しくなって日々のいろいろを投稿しています。
子供は7歳と3歳の息子、画家で絵画教室をオンラインで頑張る夫との4人家族、要介護5の91歳の血のつながった祖母の介護をしています。仕事、子育て、介護、夫の仕事の手伝いとやることいっぱいなのに時間を作るのがあまり上手じゃないのでもともとのうっかりずぼらな性格も合わさって毎日ばたばた!
車の中で飲もうと珈琲をカップに入れて鍵を開けるときに車の屋根に置いてそのまま発進、家の前の道路にコーヒーをぶちまけた回数は軽く10回は超えます。部屋の片づけと洗濯片づけるのが苦手です。
前の会社にいたときに、こだわりの残留肥料が残らない野菜を扱っていたのにほとんどのお客様に知られていなくて、問屋さんと一緒に勉強会を開催したところ「もっと早く知りたかった」という声をたくさんいただきました。こだわったものを作るのは大変な時間や手間がかかるし、それを作った人はアピールする時間や場所が少ないと思いました。こだわりや思いを持ってモノづくりをする作り手と、知って自分で美味しさを体感して喜ぶお客様をつなぐことができたことがとても嬉しくて、おしつけるのではなく、知りたい方に伝えたいだけ伝えることができるネットスーパーという道を選び、COCO彩果を作りました。
一生懸命作られたものを安く売るの嫌だなと思っているので、しっかりとお伝えして、納得して頂いて、買って頂きたいのでCOCO彩果ではディスカウントはしていません。(うっかりいつの間にか定価が変わっててウチだけ他社様より安くなっていることは多々あります(^^;)
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