🍬吸坂飴はどれくらいで溶けるのか？🧪実験してみました 🌞〜2025年6月17日（金沢市）🌡️気温31℃・リアル検証〜

こんにちは、coco彩果(ココサイカ）店長の　みのたです。
今日は、加賀市吸坂町でつくられている伝統の飴🍭「吸坂飴（すいさかあめ）」について、少しマニアックな検証🧫をしてみた記録📝をお届けします！

最近、ありがたいことに全国各地🗾から吸坂飴をご注文いただいているのですが、
「届いたら溶けていた」というご報告が💦

レビューにお写真をくださいました。

完全に一度袋の中で溶けて、袋の形で再度固まってしまっています💦💦

これでは召し上がるのが大変でいらしたと思います。本当に申し訳ございません。

なんと2月と6月初旬にそれぞれ1件ずつありました。

6月の暑さならともかく、2月に！？と驚きましたが、
これはどうやら夏の暑さというより、配送中に空調の排気口近くに置かれてしまったのでは…？と推測。

ということで、実際にどのくらいの温度🌡️で飴が柔らかくなるのか、
2025年6月17日、気温31℃の金沢で実験してみました！

🍬吸坂飴とは？

石川県加賀市吸坂町（すいさかまち）で作られている、昔ながらの無添加飴🍭です。
原材料は、たった2つ。

・🍚米（うるち米）
・🌾麦芽（大麦を発芽させたもの）

砂糖🍚は一切使わず、米のでんぷんを麦芽の酵素で糖化させてつくります。
そのため、自然な甘さ🍯で後味はすっきり、口の中👄でじんわりと広がるような優しい味わいが特徴です。

一時は15軒以上あった飴屋さん🏠も、今では加賀に1軒だけ。
それでも、伝統を守る若い職人さん👨‍🔧の手によって、今も静かに作り続けられています。

以前はオブラートに包まれていましたが、2024年秋に包装機械を新調されてからはいわゆるオブラートでは包まれていません。

▼以前のオブラートに包まれた包装
　

▼2024年秋にリニューアルした包装

📅2025年6月17日（金沢市）実験スタート！🚗🌞

この日はカラッと晴れて、気温はぐんぐん上がり…ついに31℃！
そこで、吸坂飴をいろんな場所に置いて、15分〜20分間⏱️放置してみることに。

飴はダンボール箱に入れたり、個包装された状態。
袋の上からの触感や形の変化を記録してみました！

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■ 実験①：🚗車のダッシュボードに15分放置

車内でも特に熱がこもる場所、フロントのダッシュボードの上。
窓を閉めたまま、飴をそっと置いて15分…。

結果は…
指で押すと「むにゅっ👆」と弾力があり、明らかに柔らかくなっていました！
形が崩れるほどではありませんが、ぐっと押すと平らになりそうなくらい。

イメージとしては、
・少し柔らかめの求肥🍡
・よくこねた白玉団子🍡
・もしくは“赤ちゃんのほっぺ👶”

そんな感触です。ぷにゅっとしていて、触ってちょっと楽しい🎉（笑）

 

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■ 実験②：🚗車内トランクに20分放置（影🌑）

次に、車のトランクに入れて20分⏱️。こちらは直射日光が当たらない場所。

お客様にお送りする梱包では少なくとも段ボールに入っておりますのでこの状態が一番「通常時の状態」に近いかと思われます。

結果は、触ってみると少し柔らかさはあるものの、ほぼ通常の硬さに近い状態でした。
ほんのりしっとりしているのは吸坂飴の特性とも言えそうです。

写真じゃやわらかくなった時と分かりにくいですね(^^;

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■ 実験③：🚙車で20分走行（冷房OFF❌）

「配送中の再現」を意識して、車の冷房を切った状態で20分運転🛣️しながら飴をダッシュボードに置いてみました。

・・・さすがに排気口を再現して温風を出して運転する気力はありませんでした・・・

こちらも、実験①と同様にやわらかくなっていましたが、袋の中でとろけてしまうような変化は見られませんでした。

 

■ 💬では、溶けていたというご報告は…？

今回の実験でわかったのは、真夏の炎天下（車内温度50℃以上）でも15分〜20分程度では、
“完全にとろとろに溶ける🍯”までは至らないということ。

ではお客様のお手元に届いたこの状態になるためにはどれほどの時間、高温の下にさらされていたのか・・？

2月や6月初旬でも、配送中に
・🚛配送車の排気口付近で高温になった
・📦仕分け場で直射日光☀️にさらされた
・📦ダンボールが熱を持ちやすかった

など、思わぬ環境に置かれると、袋の中で溶けて再び固まる可能性は十分にあるのだと思います。

■ 😋柔らかくなった吸坂飴は…意外と美味しい！

試しに、15分置いた「やわらか吸坂飴」を口に入れてみたところ…👅

やさしい甘みがふわっと広がって、なんとも美味しい🍬！
やわらかくて生キャラメルのような触感で、口溶けがよく、味が感じやすい気がします。

やわらかい吸坂飴は、夏だけの楽しみ方🍉かもしれません♪

■逆に冷凍庫で冷やすと…？

ためしに会社の冷蔵庫で冷やしてみました。

取り出すと室温との温度差でうっすら大袋の内側、個包装の外側が結露でうっすら濡れるものの、個包装の中は濡れていませんでした。

そして、冷蔵庫で冷やした吸坂飴は・・・・

いわゆる「普通の飴」と同じような固さ！カチカチです。

溶けていたというお客様から「冷蔵庫で冷やすと食べにくいです」というレビューを頂きましたが、おそらく

溶けていない状態の飴を冷蔵庫で冷やすと丸い形が保たれているためそこまで食べづらくはなく、

一度溶けて袋の形に変形した飴を冷蔵庫で冷やすと個包装を外しにくく、形も四方がとがっていて食べづらいのではないかと推測しました。

■ 🚚夏季は配送方法をお選びいただけます

吸坂飴の性質上、夏季は以下の方法をお選びいただけます。

1️⃣ クール便（＋220円）❄️
→ 高温地域や、安心して召し上がりたい方へおすすめ

2️⃣ 通常の常温便📦
→ お受け取り後すぐに冷暗所🧊で保管できる方におすすめ

ご注文時に、配送方法のご希望をご選択くださいませ📝。

余談ですが・・・袋から出して飾るのはおすすめしません

余談ですが、撮影のためにいくつか袋から出してさらに盛った吸坂飴・・・・

かっちかちに飴同士だけでなくさらにもくっついて取れず、食べにくく、固いととれないので少し温めてみたところ、びよ～～～んと延びて少し取れましたが大部分が皿にくっついてしまいました。・・・・一つずつ食べるときに開けましょう。

■ ✨おわりに

自然の甘みだけで作られる吸坂飴🍭。
この素朴さと優しさが、加賀の伝統🧵として今も静かに息づいています。

これからも、できるだけよい状態でお届け📦できるよう、温度管理や梱包の工夫🛠️を重ねてまいります。
何か気になる点がありましたら、いつでもお気軽にお問い合わせ📧ください。