[丸八製茶場]さんの献上加賀棒茶。おもわず胸いっぱい吸い込みたくなるこの香りが最高に気持ち良いんです。

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石川で「あなたにとってお茶といえば・・・」 棒茶?煎茶?番茶?

そう聞くとほとんどの方が「棒茶!」と答えると思います。

石川ではこの棒茶がとっても身近です。

私の家でも昔からお茶と言えば棒茶でした。

石川県ではたくさんの歴史あるお茶屋さんが美味しい棒茶を作られていて、それぞれにお店の味、香りがあります。

中でもココサイカがお勧めしたいのは「丸八製茶場」さんの「献上加賀棒茶」です。

献上加賀棒茶

特長は澄みきった琥珀色。一番摘みの上質な茎を芯から浅く焙じ、旨味をひきだしています。

茶葉そのものの緑がかった浅い茶色も献上加賀棒茶ならではです。

金沢で「お茶」といえば焙(ほう)じ茶です。

なかでも茶の茎を焙じてつくる「棒茶」を意味することが多く、“お茶”といえば茶色の棒茶を思い浮かべるくらい地元に親しまれているお茶です。

その棒茶の中でも味と品質でおすすめの棒茶が丸八製茶場の『献上加賀棒茶』。芳ばしく、ふくよかな香りは絶品です。

美味しい棒茶の研究

丸八製茶場さんの契約している茶園は、葉を育てるのではなく、茎を育てています。

一番美味しい「棒茶」をつくるためより良い「茎の茶園」づくりの研究をすすめています。

毎日、事務所スタッフを含めて利き茶(ききちゃ)をしてその味のクオリティを保っています。

 

第三十四回全国植樹祭で、昭和天皇がお越しになられた折りに、献上された茎のほうじ茶です。

 

素材の旨味や香りを引き出す技術

独自に改良を重ねてきた遠赤外線セラミックバーナー。輻射熱(ふくしゃねつ;太陽の自然な暖かさなども輻射熱によるもの。)による浅炒り仕上げが美味しさをつくります。

丸八製茶場さんでは、ガラス張りの見学通路から工場を見学することができます。機械も床も、清潔に保たれています。

 

夏には水出しで。

お湯で淹れるよりも爽やかで、スッキリとした味わいです。

 

そもそも、棒茶とは?

色が茶色いので「普通の番茶やほうじ茶と何が違うの?」と思われるかもしれません。

一般的にほうじ茶は「煎茶あるいは番茶(煎茶の摘み残りなどのお茶)を焙じたお茶」のことを指します。
だからほうじ茶は「煎茶に比べてちょっとランク落ちしたお茶」「お客様に出すのは煎茶、家で飲むのはほうじ茶」のイメージがぬぐえませんよね。

ですが石川では、お客様にも「棒茶」を出します。
ほうじ茶の中でも、葉ではなく 茎 の部分を焙じるんです。

棒茎茶、くき茶、と呼ぶ地域もあるようです。

「焙じる」とは

「焙じるとは、火であぶって湿り気をなくすること、ローストすることです。
この作業で、ほうじ茶独自の香ばしさがでます。

ご自宅にある煎茶をフライパンで煎ると、葉のほうじ茶が作れるらしいですよ。やったことないですが(^^)

「棒茶」は香りもやさしく、口当たりも柔らかいので食事に合います。

カフェインが少なめです

カフェインが少なく、お子様や妊婦さん、ご高齢の方にも安心してお飲みいただけます。

ゼロではないので、ちょっとだけご注意を。

寝る前の一服にも。

 

過去の記事

2014年頃に書いた写真も何もなくテンションの高い(若かった・・)記事はこちら。良かったらご覧ください(^^)

2014.5.10

献上加賀棒茶のお店、丸八製茶場さんの[実生(みしょう)]に行ってきました♪

2014.7.28

丸八さんへ工場見学にいってまいりました☆

作り手さんの情報

公式ホームページ
https://www.kagaboucha.co.jp/

企業名 株式会社 丸八製茶場
本社/工場所在地 〒922-0331 石川県加賀市動橋町タ1番地8
TEL 0761-74-1557
FAX 0761-75-3429
創業 文久3年(1863年)

 

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