丸八さんへ工場見学にいってまいりました☆

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こんにちは! coco彩果 ヨシと申します!

先日、店長みのさんと
いつも美味しいお菓子を提供してくれてる
菓子工房よどがわのよどパパと一緒に

献上加賀棒茶という、驚くほど美味しい棒茶を作っている
丸八製茶場本社へおじゃましてきました!

こんにちは~!

入って対応してくださったのは・・・

丸八製茶場の丸谷社長と、そのお父様の会長のお2人(^^)

いろいろ聞いてきましたよ~(ノ´∀`*)

ちなみに社長と、会長とは今回3時間ほどお話しさせて頂いたのですが、商品の紹介にお顔は出されていないということでこちらも遠慮いたしました。
だけどお二人ともとぉーーっても男前です!

で!

丸八製茶場の歴史をかんたんにではありますが、教えていただきました☆

創業は文久三年(1863)、加賀藩前田家の製茶奨励政策による打越茶園の歴史とともに歩んできました。丸八の商号は、初代 丸谷八左衛門に由来するものです。

そして、みなさんも気になる

茶葉へのこだわり!教えていただきました☆
こんなに香ばしく、美味しい味わいのお茶を作るにはきっとすごいこだわりがあるはず!

丸八さんのお茶は

放射能問題にも真正面から対応されてまして
現在の安心安全は国が決めたものはもちろんクリアしてて
更に厳しい独自の安全基準を設けているそうです。

お茶の製造には”洗う”と言った工程がないらしく、そのためしっかりと測定しています。
もちろん、茶葉に放射能が仮についていたとしてもお湯を注いで抽出した抽出液には完全に放射能は出ないそうです。

また、放射能の測定値はホームページ上でだれでも確認できます。
ここまで正直な会社はそうそう無いですね!

工場は、お店の中からガラス張りになっていて、見学することができます。

社長にいろいろと解説を頂きました。
工場を見せることが出来る、というのは「恥ずかしくない仕事をしています」ということですよね。

実際に機械も床も、働いている方の作業服もとてもキレイでした。

右から茶葉や茎がベルトコンベアーで流れて行き、ゆーっくり振動させながら
熱を与えていきます。

右から、左に、そしてまた右に戻ったあたりでいい塩梅に。

また、
なかなか加盟できないことで有名な「良い食品づくりの会(※1)」に長年加盟されているだけあって
その会社の方針は厳しいです。

茶葉を育ててくれる農家さんとの連携もすばらしく
大手の企業は2番茶、3番茶を欲しがるそうで、
農家としては1番茶を作りたい。

しかし農家を応援する仕組みづくりがないという現状を憂いて
石川・鹿児島・静岡の三つの郷からなる「志を同じくする茶づくり共同研究体」を発足。
それが三郷会というらしく。
土作りから真剣に考えています。

あ、あと、先ほど茶っぱを洗わないと言いましたが
鹿児島県だけお茶を洗うそうです☆

正直、石川県では現在“加賀棒茶”という名前が多いですがクオリティに差がかなりあります。
“献上加賀棒茶”は丸八製茶場だけのブランド茶になります。

“焙じ茶”と、“棒茶”の違いは
葉っぱか、茎か、の違いです。

とぉ~っても香ばしいんです!!

焙じ茶にすると香りの成分が増え、

アミノ酸が香りにかわるそうです。

毎日、事務所スタッフ含めて毎日
利き茶(ききちゃ)をしてその味のクオリティを保っているそうです。

ということで、人気の秘訣は
農家さんとの連携した、徹底した品質管理!
すべてを公開する誠実さ!
そ、し、て、最も大事なのはやはり
段違いに美味しいその味!

ですね(^^)

丸八製茶場の丸谷社長、丸谷会長、お忙しい中ありがとうございました!

工場の横についた換気扇からは香ばしいお茶の薫り・・・

風に乗ってお茶の薫りで町を包むのでしょうね。

お店の外観も、店内もとっても素敵です。
お友達とのお茶の時間にも、県外のお客様をお迎えするにも静かでオススメの空間です。

さてさて、お客様からの商品を受け取って。
え・・・店長、自分の買い物もして・・・

ちなみに、

献上加賀棒茶は水出しでも美味しく召し上がって頂けます。
お茶のパックに入れて3時間。

お湯で出して冷やしたものより、上品で、通常お茶やコーヒーは一晩経つと酸化して味が落ちるものですが、
水出しの加賀棒茶は美味しさと香りが持続している気がします。

丸八製茶場の献上加賀棒茶はコチラから、お買い求め頂けます。


丸八 献上加賀棒茶(100g)
急須のないご家庭でも簡単に入れられるティーバッグも人気です☆

(※1)
「良い食品づくりの会」とは

良い食品づくりの会は、1975年に食品メーカー8社が旗揚げした「良い食品を作る会」を前身とし、
安全で美味しい食品を提供することを目的として、1997年7月に「良い食品づくりの会」として発足しました。
現在、約130社の生産者と販売店が加盟しており、『良い食品の4条件・良い食品を作るための4原則』を
基本理念に、商品研修や学識経験者を招聘しての勉強会、工場見学などを定期的に行いながら、
個々の努力を基礎にした相互の研鑽に努めています。
基本理念の具体化としては、食品ごとに品質基準(原材料や加工法など)を設定し、
この基準をクリアした食品だけを「認定品」として、販売協力店で提供しています。
また、2004年〜13年は毎年、山梨県清里で自主企画イベント「良い食品博覧会」を開催、
(2012・13年は奈良県大和郡山市でも実施)。お客様との対話を深める取り組みを行いました。
美味・安心・安全な食品を次世代につなげるために、良い食品づくりの会は、
暮らしと食のあり方を社会に問い続けながら、それぞれの仕事に精進しています。

〈良い食品の4条件〉
1. なにより安全  添加物や食品衛生の点で安心。
2. おいしい    形状・色沢・香味・食感のすべてが「本物」。
3. 適正な価格   品質にてらして安い値段。
4. ごまかしがない 不当・誇張表示、過剰包装がない。

〈良い食品をつくるための4原則〉
1. 良い原料  確かな素性と、安全で良質。
2. 清潔な工場  機械・設備の行き届いた手入れと清掃。
3. 優秀な技術  品質を正しく見分ける眼と、素材の特性を引出す腕。
4. 経営者の良心 儲けよりも品質を重んじる「職人の心」を持ち、地球環境に配慮する。

(良い食品づくりの会 ホームページより)