潜入! 「“酒”蔵見学!」 (本物の「酢」に、出会う!!!!part2)

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こんにちは!coco彩果店長、みのさんです

金沢は台風が夜のうちに通りすぎて行きました

皆さまのお住いの地域はいかがですか?

被害に遭われた地域の皆様、心よりお見舞い申し上げます。

前回記事にした「今川酢造」さん

前回は“ 酢 ”の蔵の見学をしてきましたが

今回は“ 酒 ”蔵見学のご報告です

 

建物の奥、酒蔵の方にまわると150年 蔵を支えている年季の入った柱や壁がありました

“酢”の蔵と同様、所狭しと並んだ酒の樽です。

樽、というと木で出来たものだと思いませんでしたか?

“蔵”で発酵させた醸造のもの・・・

で他に思い浮かぶのは「醤油」や「味噌」ではないでしょうか

「醤油」や「味噌」は塩が入っているから虫が増えない為、木桶で作れるそうですが、

「酒」や「酢」は甘いので木桶だと、木が虫に食べられてしまうんだそうです

このタルの中で、
国産のうるち米をつかった蒸し米、麹、水からお酒をつくります。

この“うるち米”、
なんだろうと思われるかもしれませんが

普通に私達が食べている米と一緒ということらしいです。

お酒を作る時に使うのは酒米(さかまい)というもので、今川酢造さんが「お酢」の為にわざわざ「酒」からつくっているのはそもそも「酒」造りに使う米と「酢」づくりの為の「酒」造りに使う米が違うからなんですね

“酒米”はまわりを削って米の中心の純粋な部分しか使わない為、うるち米で造った酒のほうが米そのままの雑味があり、出来上がったお酢に深みがでるのです。

う~ん、深い

出来たお酒、飲ませてもらいました

うん、確かに!

色んな味が混ざっているような、そんな感じのお酒でした

(ちなみにこの日は事務所から歩いて今川酢造さんまで行っていましたので飲酒運転ではございませぬ)

寒い時期に仕込むため、タルに“むしろ”を巻いたりして大切に保温するそうです。

木のはしごをタルに立て掛け、ひょいひょいっと登っていく今川さん。

よく混ざるようにタルを“櫂(かい)”と呼ばれる棒を使い、
一日何回もつくそうですが、

タルのふたがまた重い重い

醗酵が始まるとブクブク泡が出てくるそうですが
みのさんが見せて頂いた時はまだ静かに発酵中でした。

(ちょっと見えづらい・・・)

酒蔵の酒が4ヶ月経ったら、ポンプを使って足元の蛇口から向かいの蔵のお酢用のタンクまで中身を移動させます

お酢が出来上がったら、

濾過して

熱を加えて殺菌

瓶詰め

ラベルを貼って出荷です。

“濾過”も、簡単に造られるお酢は一度の濾過でいいけれど、今川酢造さんではその3倍、4倍も濾過しているそうです。

ものすごく時間と手間がかかっているんですね

その後、65~70度の熱で殺菌、熱いままビン詰めし、フタをしてラベルが貼られるのだそうです。

「すごく雰囲気のある建物ですね~」
と蔵の中でひときわ目を惹くのが

レンガの煙突!!!!

昔はこのレンガの煙突で薪を焚いて、出来上がった酢の殺菌をしていたそうです。

現在はこちらの機械で熱を加え、殺菌されたらそのまま瓶詰めするような機械になっています。

建物は150年と古いけれど、中にある機械や建物の中はキレイに整備されていて、清潔なところで作っているんだなと感じました

またまた長くなってしまいました!
最後のまとめはまた今度に致します(まだあるんかい)

今日も最後まで読んで頂きありがとうございました
ぜひぜひ、coco彩果のお店にもお越しくださいませ!

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