福梅食べ比べ事前リサーチ! 金沢駅で買える福梅、1個単位で調べてみました

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こんにちは 2022年の時にどれがどれだか分からなくなって記事を断念して2023年にまたどれがどれだか分からなくなったみのたですv(^^)v

・・・

雪が被ってまだまだ冬はこれから、という印象の年末年始ですが、梅が咲くのを楽しみに、家族のだんらんの食卓に並ぶ福梅。

紅白の梅の形なのは、加賀百万石の藩主、前田家の家紋「梅鉢」をかたどっているためです。

 

年末になると和菓子屋さんに並ぶ、福梅(ふくうめ)は

梅の形をした、石川県の代表的な和菓子です。

あんまり福梅を「最中」って思ったことないのですが  石川県の皆さんはいかがでしょうか?

一般に頭に浮かべる最中と違って、色は紅白、梅の形をしていて、日持ちさせるため水あめが練り込まれた固めの餡が入っています。

2023年追記)結論を先に言ってしまうことになるのですが↑こんな感じです。

ここの記事はあくまで「金沢駅で購入できる福梅の事前リサーチ」、リンク集です。

実際に購入して食べた2022年の食べ比べの結果はこんな感じでした。駅にないものもあります。↓↓

金沢の正月に欠かせない縁起菓子<福梅>を食べ比べ!どこが美味しい?表に見やすく並べてみました。 皮の硬さ、砂糖のザラザラ、餡のねっとり感、どんな福梅がお好きですか?
こんにちは 福梅の食べ過ぎで頭が痛い、みのたですv(^ ^)v 正月にむけて用意するもの。しめ飾り、鏡餅、神棚の掃除、御年賀、お年玉、玄関の飾り、床の間に掛ける掛け軸。 そして、福梅。 「福梅ってざらざらなんと つるつるなん、どっちが好きけ...

福梅の特徴

  • 最中の皮に小倉餡が包まれている
  • 皮の色は紅白(薄紅色と白)
  • 餡に水あめが練られている
  • 餡がちょっと固め

 

他にも金沢の正月の和菓子には、占いの紙が入った「辻占(つじうら)」

縁起物の形の中に砂糖菓子や小さな人形が入った「福徳(ふっとく)」がありますが福梅ほどなじみはないかなぁ

それぞれのおうちによると思います。

 

さて、この福梅。もちろんのこと和菓子屋さんごとに味や皮が少しずつ違います。

金沢の皆さんはそれぞれ好みがあるのではないでしょうか。

まず最中の皮が、つるんとしているものと、ざらっとしているもの。

砂糖が塗ってあるのと、粉砂糖がまぶしてあるもの。

餡は粒が残っているものと、完全にこしあんが固くなったもの。

 

好みがあるはずなんだけど、たいていは「〇個入り」とかを1か所で買ってきちゃうので、頂き物を合わせてもせいぜい2,3種類。

あま~いので一回に食べられるのも1個ずつ。

なので、

「結局どこのが好きだった?」って毎回なって、その年の年末に

「去年どこのが美味しいって言ってたっけ?」となるのです。

 

なので今年は!

事前に調べたうえ、食べ比べして記録しておこうと思います!

メインの和菓子屋さんから見ていきましょう~~

東口から入って左手の「あんと」入り口から入ります。

金沢駅で購入できる福梅があるお店

西口側から入って近い順

  1. 森八さん
  2. 諸江屋さん
  3. 村上さん
  4. うら田さん
  5. 中田屋さん
  6. たろうさん
  7. 清香室町さん
  8. 髙木屋さん
  9. まつ井さん
  10. 越山甘清堂さん
  11. 芝舟小出さん
  12. 板屋さん
  13. 高砂屋さん

 

まずは各お店さんのホームページなどで調べていきます。

店頭に1個で売っていなくても

「福梅って1個だけ買えますか?」

と聞くとほとんどのお店で用意されていらっしゃいます。

写真ははじめはホームページから頂いたものを。徐々に私が撮ったものに差し替えています。

貼っているリンク先は「福梅」が掲載されたページですので福梅の季節意外はリンクが切れている可能性あります。御了承ください(^人^)

森八さん

一般の「もなか」と異なり厚く固めに焼き上げた皮を用いてございます。
紅白梅の花をかたどったおも長の皮に、米飴を加え炊き上げた
コシの強い「福梅あん(黒小倉あん)」が入っているのが特徴でございます。(公式ホームページより引用)

ホープページでは10個のギフトから購入できます。

福梅
加賀百万石の城下町金沢の新春を彩る祝菓「福梅」は、藩主前田家の家紋「剣梅鉢」に由来し、藩政時代後期からの歴史を持つ古典的名菓です。幾百年の歳月をこえて語り伝えられた雪国の美しい伝統は、往時の形そのままに、今年も城下に春の訪れを告げようとして...

諸江屋さん

水飴を強く効かせた粒餡と餅種最中に雪に見立てた化粧砂糖の上品な菓子です。(公式ホームページより引用)

ということは砂糖がまぶしてあるっぽいですね~~

ホームページでもバラ1個から購入できるようです↓↓

福 梅 - 落雁諸江屋ネットショップ
金沢の落雁 諸江屋は嘉永二年(1849)創業の老舗和菓子店です。

・金沢駅で購入可

和菓子村上さん

 

こちらは、早々に福梅の販売を終了されたようです。人気なのですね。たくさん作って余らせるのではなく、早めに終了して余らせない、ということでしょうか。素晴らしいと思います。

ネットショップはSOLD OUT. 先に進むとエラーになりました。来年の販売が楽しみです。

和菓子 村上 / 季節のお菓子
この路、ひとすじ。 創業明治44年。美味しい和菓子を金沢からお届けします。

追記:2023年12月5日、HPで販売されていました!

・紅白1個から購入可

和菓子 村上 / 福梅
金沢の伝統的なお正月菓子。紅白の梅を象った最中が新春に華やかさを添える季節の定番のお菓子です。職人が炊いた粒餡に水あめを練り込み、しっとり濃密な味わいに仕上げました。伝統の製法で炊いた餡は、通常の最中餡より硬い餡が特徴です。 1個 :216...

金沢うら田さん

 

赤い起き上がり八幡の包装に包まれたかわいらしいもなかはお祝いに贈りたくなります。

金沢の景色をテーマに、派手にせず上品なつくりにされている和菓子屋さんです。

やわらかく、あと口良い粒餡を詰めております。(公式ホームページより引用)

てことは餡に粒が残ってるタイプですね。

・ホームページで紅白、1個単位で購入可

季節菓子 - 金沢 うら田 直営オンラインショップ | 金沢の手みやげ和菓子
金沢の古きを訪ねれば、菓子の新しき姿が見えてくる。うら田の和菓子の生みの親は、このまちの自然と、歴史と、固有の文化です。

・金沢駅で購入可

中田屋さん

きんつばで有名な中田屋さん。福梅作られているのかな?と思っていましたがやはり金沢の和菓子屋さん。

おっ 砂糖が塗ってあるタイプ!

写真で見る感じ、餡はきんつばの粒の残った感じと似ていますね。粒あんがお好きな方には合いそうです。

2個入りからギフトまで、オンラインショップありました

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茶菓工房 たろうさん

いわゆる福梅の大きさではなく、親指と人差し指でつまんで一口でパクっと食べる、小さいサイズ。

お味もイチゴミルク餡、ホワイトチョコ餡、キャラメル餡と変わり種です。

茶菓工房たろう:金沢のお正月の伝統菓子:福梅
金沢の正月を彩る伝統の福梅、イチゴミルク餡、ホワイトチョコ餡、キャラメル餡の入った小さな福梅、茶菓工房たろうがオススメする冬のお菓子です。

ホームページ見ただけでは普通の福梅はないのかな?と思いましたが駅に行ったら普通の4個入りがありました。

右が小さいいちご餡などの小さな福梅5個入り、左が普通サイズの紅白の4個入りです。

↑中身。

粉が粗くてザラザラ。袋の中で粉が落ちるほどついています。

清香室町さん

今回、拝見した中で唯一、梅の中心に金箔がっ!

【金沢のお正月を彩る祝菓】福梅(ふくうめ)|むろまち通信|金沢市の和菓子屋【清香室町】
こんにちは!清香室町です。早いものでもう師走に入り、今年も残すところあと一ヶ月となりました。毎年この時期になると、金沢近郊の和菓子店には紅白色をしたかわいらしい「福梅(ふくうめ)」が並びます。福梅は石

金箔をあしらった清香室町の福梅は、年始のお祝いの席に華やかさを添えます。
北陸産のもち米で作った自慢の皮に雪化粧を思わせる糖蜜をかけ 、金沢の冬景色を表現しました。
福梅独特の水飴の効いた粒あんの甘味が引き立ちます。

(HPより引用)

お砂糖 粉粉(こなこな)タイプではなく皮に糖を塗ったタイプです。

紅白のほか、最中の皮そのままの色があります。

菓匠髙木屋さん

ホームページでは10個入りから

季節のお菓子 | 菓匠 高木屋 powered by BASE
「美味求心」味一筋に歩み続けて…菓匠高木屋は大正14年、金沢兼六園の南、本多町に創業いたしました。初代外吉より、和菓子のもととなる原材料を吟味し、その素材の持ち味を生かしつつ、和菓子本来の美味しさを追求してまいりました。初代の意思を受け継ぎ...

菓匠 まつ井さん

特集ページは無いようですがトップページに写真がありました。

写真で見た感じ、つぶつぶしっかり、皮はパリッとしていそうです。

石川県金沢市|和菓子の菓匠まつ井|友禅ころも、金箔ようかん
金沢の文化と歴史を和菓子に込めて 1926(大正15)年創業、JR金沢駅にほど近い此花町にある【菓匠 まつ井】

2023年、駅では6個入りが買えました。

特徴的だったのが、粉糖の粒が大きい!

サラサラというよりザラザラ。梅にかかった雪の結晶がキラキラ光っているようです。

カワとアンはくっついていて、カワが分厚め。アンのあずきがしっかり残っていて口に小豆🫘が残る感じです。カワのフカフカ、豆の感じを楽しみたい方におすすめかも。

越山甘清堂さん

駅では一個単位で購入できます。

ホームページでは6個入りから

福梅(12/29までのお届け) - 金澤の味と心 越山甘清堂
福梅 金沢のお正月にかかせない祝い菓子金沢ではお正月にかかせない祝い菓子「福梅」で新年を祝います。福梅は、前田家の家紋である剣梅鉢を型どった紅白の最中で、金沢の伝統菓子として知られています。 こちらは、

赤の色がイメージより落ち着いた色🩷

開けるとざらざらっと粉が落ちます。

カワとアンの間に隙間があって、パカっと開きました。

甘さは控えめかな。ペロっと一つ、😋食べられます。

芝舟小出さん

上白糖をまぶしたパリッとした皮の中につぶ餡をはさんだ、愛らしい梅の形です。(公式ホームページより引用)

季節の贈り物|柴舟小出
石川県金沢市の老舗和菓子店「柴舟小出」です。大正六年創業。金沢名物・柴舟を中心に多くの和菓子を創作し、金沢の味として広く親しまれております。

・ホームページでは10個箱入りから注文可

・1個単位は各店舗、金沢駅で購入可

板屋さん

「こもかぶり」で知られる板屋さん。

つぶつぶが多く残っていて、あんは柔らかめなようです。

福梅 - 金沢銘菓・和菓子のお店|板屋
ふっくらと花開く梅の姿をかたどった「板屋の福梅」。 柔らかい餡を包み込む最中の皮にはすり蜜を丁寧に塗り、甘さをおさえて上品な味わいに仕上げました。

 

高砂屋さん

祖母が好きで、私の大学が近かったので昔から何度か通っていました。

高砂屋さんはホームページでは福梅の紹介、販売はありませんでしたが金沢市石引の本店や駅で1個から購入できます。

兼六園本舗 高砂屋 | 100年続く伝統の和菓子。金沢で磨かれた味と技、兼六園本舗 高砂屋  100年続く伝統の和菓子。金沢で磨かれた味と技、兼六園本舗 高砂屋
昔ながらの製法で作られる高砂屋の和菓子 添加物などは使わず、上品な甘さに仕上げます 金沢で磨かれた伝統の味をぜひご賞味ください。

・金沢駅で購入可

まとめ

さてさて、各店舗を回ってお店の雰囲気を感じつつ購入したいところではありますが

ちょっとさすがに回るの大変なので主要な和菓子屋さんのんは

駅で、1個単位で買えます。

 

お正月に食べ比べて、またご紹介します(^^)

お楽しみに~~~

→後日、食べ比べしました→

金沢の正月に欠かせない縁起菓子<福梅>を食べ比べ!どこが美味しい?表に見やすく並べてみました。 皮の硬さ、砂糖のザラザラ、餡のねっとり感、どんな福梅がお好きですか?
こんにちは 福梅の食べ過ぎで頭が痛い、みのたですv(^ ^)v 正月にむけて用意するもの。しめ飾り、鏡餅、神棚の掃除、御年賀、お年玉、玄関の飾り、床の間に掛ける掛け軸。 そして、福梅。 「福梅ってざらざらなんと つるつるなん、どっちが好きけ...

余談ですが「福梅」のみで検索掛けると出てくるのは森八さんが最初で、あとは「福井の紀州梅干し専門店 福梅」、八王子にあるという和食屋さん「金沢の味 福梅」がでてきます。

福梅、まだまだ全国的には知られていない、郷土で愛される和菓子です。