ひらみゆき農園の平美由紀さんと出会ったのは、2017年の春ごろ。
当時はお手伝いしているアグリファイブが主催する地元の野菜だけを扱う横安江町商店街での「よこっちょ ファーマーズマーケット」で並べていただいていました。
同じ2017年には、まだそれほど都会の方の農業体験が流行っていなかったころのアグリファイブが主催する「農家さんの農作業や収穫や畑見学などをチョッと体験してみるお試しツアー」に参加しました。
お手伝い&収穫体験はお互いに良い関係
草むしり
採るのにコツがいる収穫
後半はお楽しみの収穫。 お金を払って参加者はツアーに参加して、楽しい体験ができ、ブルーベリーを持ち帰れて、
農家さんは参加費を頂けて、収穫を手伝ってもらえてお互いに「ありがとう」な関係です。
それにしてもブルーベリーの収穫にもやり方があって、獲った実の色が全然違います。
そして時を経て2023年、平さんは手の届かない高みへ
平さんのご活躍はめまぐるしくて、能登にいる平さんのお名前は金沢にいてもよく聞き、
金沢で新商品のお菓子などがでて「能登のブルーベリー使用」と書かれていたらたいてい平さんのだったり、
イベントがあるとキッチンカーで出かけられ、
ジャムだけではなくカレーやお酢、冷凍のブルーベリー、食品以外でもマスクなど商品開発も進められ
100名あまりいらっしゃるという能登のブルーベリー農家さんを企業に仲介するメンバーシップサービスを展開されるなど、
ときどきFacebookにのびのびと暮らすお子様の様子にほっこりしながら、
「平さんの行動力がすごい!」と私はひそかにファンでおりました。
何度か彩果で平さんのブルーベリーを扱わせて頂きたい、と思うタイミングがあったのですが収穫期のブルーベリーは出荷が追い付かないほど人気ということをお聞きしたこともあって、
お会いすることも少ないのでfacebookでお互いの近況にときどきコメントをするだけの日々が続きました。
そして今年、平さんのブルーベリーソースを扱わせて頂きたいお仕事があって連絡を取ったところ、記憶通りの明るくて優しいお声!
ちょっとお仕事の内容から農薬不使用かどうかを確認させて頂いたところ
2年前に、毛虫が大量発生したのでその際にどうしても仕方なくて農薬を使用されたそうです。
その後は不使用だそうです。
ちょっと話がそれますがマルシェなどの店頭に立っていると「これは無農薬?あ、使ってあるのね」とゼロかイチ以上で簡単に「農薬の使用」を聞いて、使ってあると「使ってるんだ」ってスッと離れるお客様に出会うことがよくあります。
ときどきイベントのお手伝いをする私でさえあるので、農家さんたちはそういう声によく合われていると思います。
ですが、農薬を使わないということはそれだけ、虫が発生するということ。
柿農家の陽菜実園さんのお話では湿度の高い能登ではカビが生えるから農薬を、とのことでしたから虫だけの話ではないようです。
農薬を使わなければ虫は人の手で取らなくてはいけないし、
除草剤を撒かなければ草を人の手でむしらなければいけないし、
「使っていない」ことにものすごい労力を使われているのだと、特に「使わないようにしている方が一部使っている」ことについては、努力の中に思い通りにいかないジレンマやご苦労などを感じていただいて、
購入しないにしてもサラッとその場を離れるのではなく、会話の余韻を持って対応に感謝を込めてその場を離れていただけたらいいなと思います。
話、それ過ぎましたが
ひらみゆき農園さんの可愛い商品たち
私の知ってるブルーベリージャムの粒のサイズとちがう!
ごろごろ果実のブルーベリー(砂糖不使用・甘さ控えめ)
その名の通り、ごろごろ!
私の知ってるブルーベリージャムの粒のサイズとちがう!
大粒で口いっぱいに広がる甘味と酸味✨
砂糖不使用と「甘さ控えめ」がありますが、砂糖不使用の方もブルーベリーが甘いのでちゃんと、甘いです!
果肉を潰さないように加熱して、ブルーベリーの食感を残してフレッシュに近い状態に仕上げられたそうです。
自分でジャムを作った経験はないけれど、ジャムって、たっぷりの砂糖と一緒に果実をぐつぐつしてつぶして、さらにぐつぐつするイメージです。
果肉をつぶしてぐつぐつしないと果実の味が出ないのでは?
ということはそれだけふんだんにブルーベリーを使っていてつぶさない粒→ごろごろ部分と、つぶす粒→ソースの部分、があるということでしょうか。
こんど平さんに聞いてみよう。
もちろんヨーグルトにかけて食べるのも美味しいです。
ちびたいぶるべり
収穫期の7月に、完熟で出荷できなくなってしまった甘くて美味しい大粒のブルーベリー。 そのままさよならはもったいない…。冷凍してみてはどうだろう?
そうスタッフさんとのやりとりから、ちびたいぶるべりは誕生したそうです。
只今パッケージリニューアル中だそうです。より可愛くなって2023年秋頃販売💓
能登ブルーベリー酢
見た目も可愛いんだよな~~ブルーベリー酢♪
こちら、ブルーベリーは平さんのなのは当たり前なのですが、お酢は静置醗酵醸造の今川酢造さんで作られたものです。
かぁわいいパッケージ♪
やっぱり夏は炭酸割りが良いですが、私は果実酢は牛乳で割るのが好きです。
分離しますけどね笑
石川らしさ
石川県では北は能登の端、南は白山市加賀のあたりでそれぞれにブルーベリーの産地があります。
その中でも農薬不使用のブルーベリー農家さんは希少です。
前述もしましたが平さんは100名あまりいらっしゃるという能登のブルーベリー農家さんを企業に仲介するメンバーシップサービスを展開されています。
平さんが一番の若手なのだとか。
作り手さんの情報
会社名 ひらみゆき農園
代表 平 美由記
所在地
〒928-0342
石川県鳳珠郡能登町笹川イ2
電話番号 090-8260-0403
ご購入等ご検討中の企業様(ケース購入)はメールにてご相談ください。