妄想石川フェア/価格について

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作り手さんから商品を仕入れて、お店に卸すのが問屋さん。

小ロットに分けて、時には1個から 問屋さんから仕入れてお客様に提供するのが、小売店。

彩果は、小売店です。

最近、小売店の役割について考えます。

小売店にもいろいろあって、

なるべく安く、大量に売りたいお店がディスカウントストア。

作り手さんが設定したいわゆる「小売希望価格」で販売したいお店で、会社の方針に沿いつつお客様の需要に合わせて商品を揃えるのが、スーパーマーケット。

経営者やバイヤーの好みに合わせて商品を揃えて、独自の色を出すのがセレクトショップ。

どれも、個人のお客様に商品を販売する、小売店。

彩果は、どれかと言われると3番目のセレクトショップです。

 

私は、作り手の方が一生懸命作って、例えばお菓子なら小麦粉、砂糖、卵を仕入れて、作って、材料費だけじゃなくて電気代とか家賃とか、人件費とか考えて、そこに自分たちが生活していけるように価格を設定されてて、

それを問屋さんなり、直接小売店に卸してくださる。

その価格は、決して暴利をむさぼっているわけではなくて、必要だからのせている価格だと思っています。

それをお客様に知っていただいて、わかっていただいて、買って頂く努力をするのが、小売店の役割だと思うのです。

もちろん、たくさんの「量」を仕入れてそのぶん安くしてもらって、店頭の価格に反映させて安く大量に、並べてたくさんのお客様に買って頂く、これも、小売店のやり方。

隣の店にも同じものを売っているのに、自分のところだけ高くすると比較されるから、小売希望価格で販売したいという、スーパーマーケット。これも、小売店のやり方。

どちらが悪くて、どちらが良いとかではなくて、それぞれのやり方があるよっていう話です。

私は、 必要な分に、必要な分を乗せて、お客様にお届けしたい。

だから、安売りはできません。

ネットでひとつひとつ調べていったら、高いかもしれません。

でもけっして、高い値段をつけているのではなくて。

作り手の方が問屋さんに卸した価格に、問屋さんが自分たちの利益を上乗せして、彩果に卸す。

彩果は、自分たちの家賃と、人件費と、プラットフォームへの手数料とか、梱包材や段ボールなどの包装費、ヤマト運輸さんやゆうパックさんに支払う運賃、とかなんやらかんやらを乗せて、販売する。

うちみたいな小さな会社は、そもそも取扱量が少ないからちまちまと仕入れることで、作り手さんや問屋さんの手間にもなるから、そもそも仕入れの金額が高くなる。

そんなわけで、彩果でつける価格は、決して安くありません。

必要なところに必要な分を乗せたらこうなっちゃうんだもの。

 

その分、扱わせて頂く商品にはとっても愛情を持っていて、「この商品はね・・・」と語れるものを少しでも多くするよう努力しています。

大量に扱うお店さんに比べたらどうしても高くなるから、お客様に手に取って買って頂くための努力をしなくてはいけない。

正直、全部は語れないです。問屋さんから仕入れているものなどは特に、「あ、これ美味しそう」とかでJANコードだけもらって登録だけしている商品も、あります。

語れないものの方が多いかもしれない。それにまだまだ、出会えていない素晴らしい商品がたくさんあります。

 

何が言いたかったんだっけ。

 

そうそう、今から紹介するのは、私が出会った「石川県の美味しいもの」たち。

作り手さんには「作る」ことに専念して頂きたいから、お客様に届ける「売る」は私たちの仕事。

だけど小さな会社の彩果なので、決してお安くはできません。

求めていただく量によって、もしかしたら作り手さんの方が価格を変えるかもしれません。

その辺は、応相談、とさせていただきますm(_ _)m

どうぞお気軽にお問合せ下さいませ。