金沢から能登に向かうときに通る「のと里山街道」は、最初に海が見えるところはいつ見ても、
「わー!海だー!」
とワクワクしてしまいます。
天気のいい日はもちろん、天気の悪い日も、日本海の荒波がざっぱーん!ざっぱーん!と迫ってきます。(よそ見に注意!)
天気の良い夏の時期は、「千里浜なぎさドライブウェイ」で砂浜を走ることが出来てテンションMAX!
まぁ、潮風に車がやられるしヘタに方向転換すると砂場にタイヤを取られて大変だし すぐ洗車しないと車錆びるからお気に入りの車では行かないことをおすすめしますけどね・・・
それでも波の際まで車で行けるのはなかなかない体験!だそうですね、当たり前の光景だったのでそんなものだと思っていました。
そんなワクワクなスタートから3時間。
・・・そう 3時間です。
ナビは「2時間で着くよ~」って言ってるんですが、途中でお昼食べたりコンビニ寄ったりしてると結局、
同じ県の中なのに、縦に長い北の先。金沢から珠洲へは3時間ほどかかります。
一旦海沿いから離れて、山の中を走って、、、
うう~ん 気持ちが 、 いい!
工場の真裏に広がる 能登の海
湯煎と熱風で天日を再現
工場のすぐ真後ろは、珠洲の海。
工場から太いパイプが出ていて、海の底に先が消えています。
そこから奥能登のきれいな海水をくみ上げて、じっくり、じっくり4日の昼と夜のあいだ、海水に熱風をあてて、“湯煎”します。
外で行うよりも清潔に、「天日」を再現しているそうです。
珠洲の海の結晶はピラミッド型をしています
↑これ!
実際は小指の先ほどの小さな結晶。
単焦点の一眼レンズで撮ろうとしてもうまくいかなくて、いろいろ試行錯誤(というほどでもない)した結果、100円均一のマクロレンズをスマホにつけて、撮影してみたら、良い感じ!
直火を使わずにゆ~っくり濃縮された珠洲の海水は、海のミネラルがそのまま残った、キラキラと輝くピラミッド型の結晶になります。
能登製塩の加藤社長は県外のお店に店頭販売に行くときは割れないように綿を詰めた瓶にこの結晶を入れて持ち歩いています。
残念なことに、お客様のお手元に届くころには砕けてその形は見られなくなってしまうんですよね~~
(まぁ小さいとはいえ実際に小指の先サイズの塊で袋からでてきたら使いづらいですが笑)
だから店頭販売をしている加藤社長を見かけたら、「塩の結晶、見せてください」って言ってみてください。
ざくざくとした大粒のお塩からは、ぎゅっと濃い塩気のなかに、ほのかな甘みを感じられます。
美味しいお料理はシンプルが一番!
店長の家ではここぞというときにはこのお塩です。
(ここぞってどこぞや)
新鮮な刺身を塩で頂くのがいいらしい
加藤社長に、「このお塩のおすすめの食べ方ありますか?」と聞くと、「お刺身をこれで食べると美味しいよ!」とのこと。
いつものお料理やおにぎりはもちろん、新鮮なお刺身をこのお塩で頂いてみてください。
私は根菜系を焼いただけ、茹でただけのにかけるのが好きです。とくに農薬不使用の加賀蓮根(蓮だよりさんの川端れんこん!)を5ミリくらいに輪切りにして焼いただけのところに振りかけると最高!
作り手さんの情報
能登製塩
本社: 〒921-8033 石川県金沢市寺町1丁目6番54号
TEl 076-280-3322 Fax 076-280-3324
珠洲工場 :〒927-1323 石川県珠洲市片岩町ナ−10−2
Tel 0768-87-8369
記事でご紹介した製塩方法は能登製塩さんの独自の製塩システム、「非直火式・低温製塩方式(特許取得)」を私なりにかみ砕いて説明したものです。
もっと詳しく知りたい方は能登製塩さんのHPでどうぞ
またその製塩方式によりマクロビオティックの指導者である久司道夫氏より認定を頂いています。
★記事で使用している写真は、海のお写真が能登製塩さんから頂いたもの。
結晶・刺身・レンコンの写真は自分で撮っています。
★ご購入等ご検討中の企業様(ケース購入)はメールにてご相談ください。
★石川フェアの会場はこちら
https://cocosaika.co.jp/fairtop