西の藏米の西藏利枝さんの印象は、静かで、優しくて、大きな声を出したりすることがないんだけど、食とかのお話になると心の中心に熱いものがあるんだなぁって伝わってくるお姉さんです。
出合った頃にはまだ幕末玄米という商品はなくて、ご主人が作る特別栽培米を玄米粉にして販売されていました。
その玄米粉も 普通の玄米粉に比べてすごくきめ細やかで・・という特別なものだったのですが、製粉してくれるところがなくなったとかで製造に時間がかかるようになって・・・というなんやかんやがありました。
西藏さんは農家さんでなくて、ご主人がお米や野菜を作られていて、ご本人はエステティシャンとお料理の先生をされています。身体を外からも内からも美しく健康になるように、お料理教室をされたり、イベントに出展されたりしています。
あ、思い出してきた。たぶん玄米粉を使うお料理教室のイベントとかで知り合ったのかも。
さて、
そしてどういういきさつかはそういえば聞いてませんが、「幕末玄米」なるものが誕生!
幕末玄米とはなんぞや?
これまでに西藏さんから聞いたお話をまとめました。
白米一合におおさじ一杯、まぜるだけ
幕末玄米
玄米って、身体にいいってのはわかるけど、前日から水に浸したりしなきゃいけないんだよね?なんかめんどくさそう・・
美味しいか美味しくないかは人それぞれなんですけど、我が家は主人が
「なんかそういうかわったのヤダ(´・д・`)」というひとなもので..笑
夫婦円満のためにも玄米100%のご飯を炊くことはできず・・
そのうえで消化に悪くて子供の体に合わないとくりゃぁ、我が家に玄米を炊く習慣はありません(涙)
そういう、「そこまでして玄米食べんなんけ?」と「でもやっぱ玄米ってなんかいいらしいし使ってみたい」が心の中で拮抗してる方に朗報!
白米一合に、大さじ一杯まぜて普通に炊ける、楽ち~んな玄米があるんです!
疲労回復に美肌効果もあるそうですよ~。
どうして浸水させなくていいの?
福井の自然食品店の方が、お父様が玄米を食卓に出すもののご自身の体に合わないからと、開発されたという「真空焙煎」という製法。
お米を 密封して、真空状態にして、高温の水蒸気で焙煎しているそうです。
こうすると米に無数の小さな孔があいて、白米と同じような吸水率になるそうです。
だから、一晩水につけずに炊けるのだとか。
炊いてみました
「白米と同じように」にも差はあれど
そもそも、白米も前日夜から水につけておく・・って方も多いと思います。
我が家は前日はまだご飯がおかまに残ってるので、朝食べてからおかまを洗い、
夕飯の準備の時に慌てて急速で炊く毎日。
なので「白米と同じように」にご家庭ごとに差があるかとは思いますが、我が家では「白米と同じように急速で」炊いています。大丈夫、炊けています。
量るときに1杯なのか、量った後に1杯なのか
「白米1合に大さじ1杯」、なので
1合量ってから大さじ1杯入れるのか、
1合量るときに大さじ1杯を混ぜ込むのか。
前者の場合は水の量が少し増やさないといけないかなって思いました。
なので、
白米1合を洗って水も計ったあとに幕末玄米を大さじ1杯入れるなら
入れた後に氷を2、3個ポン。
これで水の量がいい感じになります。
1合量るときに大さじ1杯を混ぜ込むのなら、水の量は炊飯器の目盛り通りで大丈夫です。
要するに、、色が違うだけで白米と同じ感覚で炊けるってことです。
食べてみました
香り と 食感
炊きあがって炊飯器を開けると、ふんわり、ちょっとだけお焦げごはんの香りがします。焙煎しているのでその香りですね。
あ、「焙煎」って、なんとなく「燻製」と勘違いしていました。煙たい臭いは全然ないです。香ばしい感じです。
食べると ぷちぷちっ とした食感です。ほとんどが白米の食感に埋もれているので違和感はまったくありません。
アレンジごはん、いろいろ
我が家ではついでに色々混ぜて(干しエビとか胡麻とか青のりとか乾燥した鱈とか)
おにぎりにしました。
青のりやあおさ、パセリなど緑のものを入れるとキレイ✨
栄養ありそう~~
翌日は・・・
翌日まで炊飯器でほったらかしておくと、ちょっとふやけて、黒い米粒の皮がむけていて、ちょっと美味しくなくなっている気がします。炊き立てが美味しいかな~
幕末玄米粉
幕末玄米を粉にしたのが幕末玄米粉です。
これがほんとの玄米茶
こちらは「お湯で溶いてお茶にしてね」とパッケージにも書いてあります。
気を付けたいのが、別に「お湯に溶ける粉」なわけではなく、単純に「米を粉にしたもの」というところ。
当然、お湯を適当に注いで混ぜても、まざりませんし浮きます。
ですのでまずは少なめのお湯を投入し、しっかり水分を吸収させるように練ります。
ねりねり
ねりねり
色が変わって、粉っぽさがなくなったら少しずつお湯を注ぎ、混ぜていきます。
すると香ばしい、玄米のお茶の出来上がりです。
玄米100%、これがほんとの、玄米茶。
ごはんに混ぜてみました
白い玄米粉は、「本当は玄米ごはんを炊きたいのに旦那が嫌がるの」という主婦の救世主。普通に炊くごはんに玄米粉を入れることで愛する旦那様にばれずに玄米の栄養を摂取することが出来ます。
それをこちらの幕末玄米粉で、やってみました。
見た目、茶飯でした・・・
余談ですが西藏さんとこはにんじんも美味しいです
夏前になると、「規格外人参ありますけどどうですか~」って、連絡くださいます。
形が変だから普通の値段で売れなくて、安く知り合いに分けないといけないって農家さんの大変なところについても思うところはあるけれど、
結局やっぱり、美味しい人参がお安くいただけるのは嬉しい!
我が家は袋いっぱいに買い取らせて頂いて、連日ニンジンジュース祭りです。
そして、葉っぱごと買った日は葉っぱを適当に切って干して、炒って、ミルにかけてふりかけにします。ちょっと香ばしい人参の葉っぱふりかけ、胡麻とかと合わせると美味しいです。
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作り手さんの情報
(株)西の藏米
所在地:924-0001 石川県白山市 八田町 993
電話: 076-256-2286
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