おでん

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金沢のおでんの名店といえば?そんな質問に、必ず名前が入るのが老舗「高砂」です。

1936(昭和11)年の創業以来、大切 に守られてきた「高砂」の味を、3代目のご主人と再現しました。
金沢に来たことのある方は、懐かしく思い出しながら、
未だ来たことのない方は金沢の歴史と文化に思いを寄せながら召し上がってみてください。

「金沢おでん」といっても、その味やダシはお店によってちがいます。では、金沢おでんとは、どういうものをいうのでしょうか。
その特徴はたったの2つ。 地元金沢の食材を使っていることと、一年中、いつでもおいしく食べられること。金沢の食材というと、
・加賀野菜 源助大根
・車麩(くるまふ)
・赤巻
・がんもどき(ひろず)
・ふかし
・バイ貝(店長の個人的おすすめ!)
・金沢春菊
・香箱蟹(かに面)
こんな感じです。今回の「高砂」さんの商品に入っているのはこちらの具↓


【源助大根(げんすけだいこん)】
源助大根はずんぐり短い姿が特徴で、みずみずしく甘みが強い大根です。

味がしみこみやすいのに煮崩れしにくいので、おでんの具として最適です。

【ひろず】
全国的には「がんもどき」。関西圏だと「飛竜頭(ひりょうず、ひろうす)」と呼ばれることのほうが多いようです。煮崩れるほどやわらかく炊かれた具が詰まった、味しみしみのひろずです。

【車麩(くるまふ)】
長い棒にグルテンを重ねて巻き付けて、バームクーヘンのようにくるくると、焼いて、巻いて、焼いて、巻いてを繰り返し、棒を抜いてスライスしてつくる、車麩(くるまふ)。巻く回数は、3回、4回と各会社さんで違うようです。
ドーナツ型の車麩はしっかりとした弾力があり味がしっかりと染み込む、食べ応えのある金沢の伝統的な焼き麩です。

赤巻きは、赤と白の渦巻きが目を引く、北陸でおなじみのかまぼこです。

でもまぁ、、正直、私の実家で出なかったせいか赤牧になじみはありません笑

一箱は、出汁もたっぷり入った1人前です。
湯煎、または電子レンジで温めてお召し上がりください。日本酒と一緒に。おかずの一品に。

「レトルトカレーの箱をイメージしていたから中の具が小さいのかと思った」というお声を頂きました。
一般的なレトルト商品の箱に比べ、一回り大きな箱です。
一箱にしっかり大満足の量が入っています。


【金沢に実際に来たら!】

高砂さんは、「どてやき」がうまい!
このみそたっぷりのどてやきを食べた後に、残った味噌を大根につけて食べるのがウマいんです(^^)金沢に来られることがあったら、「高砂」に足を運んでみてくださいね。
さぁ、「一寸一パイ」の暖簾をくぐって、名店の味をお楽しみください。